研究推進部


中村家文書

博多箔屋番(現在の福岡市博多区店屋町)、榎実屋。蔓延元年(1860)、福岡藩に一万両の献金をしたことにより、博多町人最高格式の大賀並と五十人扶持を賜る。のち再三の献金によって同町人最高の五十四人扶持。その他、年行司次上、御用聞町人。さらに、両市中(福岡博多)産子養育才判役も勤めている。幕末期福岡藩のトップクラスの特権商人となる。

時代 江戸後期から明治17年
資料点数 94点
商家文書。史料は初代清三の家名取起永代書送、由緒書、二代清三の由緒書、御書付などがあり、同家の出所や商業活動、藩の軍備調達費用などが具体的に記録されている。史料目録作成。。史料を入れた木箱を覆う皮箱(家紋入り)も残る。



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