福岡大学「福奏プロジェクト」がスタート。
出生前から老年期までの健康上の課題を大学の「知」で解決
福奏プロジェクトは、2016年8月、健康に関して出生前から老年期までの各年代で遭遇する課題を解決し、人々の福(ハッピー)を奏でることにより、地域の健康持続社会の実現を目指してスタートしました。2017年には、文部科学省私立大学研究ブランディング事業に採択され、5年間の事業計画で展開して参りました。
各年次の進捗は本HPで公開し、外部評価として学識経験者4名、企業関係者4名、行政関係者2名の評価委員の皆様より多くの的確なコメントをいただきました。そして、次年度の実施計画に反映させながら事業を継続し、国際シンポジウムの開催やイノベーションジャパンでの大学組織展示、産官学連携セミナー開催や協働事業の実施などを通して社会実装し、2022年2月には、最終報告として「子どもといる生活の研究チーム」、「学校適応・活力ある人間形成の研究チーム」、「社会活動支援・活力ある高齢者の研究チーム」の成果を動画にて公開させていただきました。
2022年3月7日、これまで5年間の成果と今後の展開に関して、「福を語ろう」をテーマに自治体・企業・教育機関など関係者の皆様と総合討論会を開催いたしました。コロナ禍のため、オンラインの開催となりましたが、討論会の様子を録画動画にて公開しておりますので、どうぞご視聴いただければ幸いです。
最後に、皆様には「福奏プロジェクト」に多大なるご支援を賜りましたこと、感謝申し上げます。今後も健康持続社会の実現に向けて、大学の「知」を社会の「価値」へと転換を図り、健康な時間の創造に寄与できるよう、尽力して参ります。大学全体のプロジェクトとしては終了となりますが、これまでの産学官連携がさらに進展し、福を奏でる持続社会の実現を期待しています。