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Team3   社会活動支援・活力ある高齢者の研究チーム

No.2  ガス会社と協働で地域の一人暮らし高齢者を支える

リーダー:馬場みちえ(医学部准教授)

第38回日本看護科学学会で、「産官学連携による地域高齢者ケアサポートの展開(第2期)」をテーマに交流集会を開催しました
2018/12/17

2018年12月15日(土)~12月16日(日)に愛媛県で開催された第38回日本看護科学学会学術集会で、昨年に引き続き、地域高齢者サポート支援の第2報として、継続事業の成果を交流集会の場で発表しました。昨年の交流集会は、モデル事業所の検針員を対象としたコミュニケーションスキル研修の概要や目的、方法、結果、評価についての意見交換が主たる内容でした。今年度は、全社展開に際し、対象を広げても無理がないように研修プログラムを精緻化し実施しましたので、その全体像がわかるように動画を作成し説明しました。また、地域高齢者の反応も踏まえ報告しました。参加者は、地域で実際に保健活動している人が多く問題意識も高かったです。一言に、産官学連携といっても、極めて難しいものです。「官」と「産」を結び付けることがとくに難しいので、福岡大学ではどのように連携していったのか、具体的な調整方法や内容を問う質問が相次ぎました。地域で働く成人期の人たちを活用した取り組みは、参加者にとっても興味深かったようで有意義なディスカッションができました。

                         宮林郁子 宗正みゆき 吉川千鶴子 牧 香里 石橋曜子