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Team3   社会活動支援・活力ある高齢者の研究チーム

No.2  ガス会社と協働で地域の一人暮らし高齢者を支える

リーダー:馬場みちえ(医学部准教授)

福岡市早良区田隈校区
「はまゆう ふれあいサロン」に参加しました(2019/12/12)
2019/12/16

令和1年12月12日

2019年7月より月1回のペースで、福岡市早良区田隈校区ふれあいサロンに西部ガス検針員が参加しておりますが、今回で5度目の参加となりました。12月のサロンでは「クリスマス会」を行い、16名の高齢者が参加されました。ラジオ体操を行った後、西部ガス検針員より「言葉の穴埋めゲーム」「合唱」「紙コップタワー」「トランペット演奏」が催されました。参加された高齢者は検針員の企画を楽しみにされている様子で、「今日は何するの?」という声があがっていました。また、クリスマス会ということでサンタクロースの装いをした検針員もおり、気分も盛り上がったようでした。

メインのゲームは「紙コップタワー」を行いました。紙コップと折り紙を交互に重ね、積み上げていくゲームです。より多くの紙コップを積んだ方が勝ちとなりますが、最高は9段でした。皆さん集中力を発揮し、慎重かつ丁寧に紙コップを積み上げていました。見ている方々からは、「きれいに揃えながら積んだ方がいいよ。」「縦を見ながら。」などアドバイスが飛んでいました。非常にハイレベルな戦いで、7~8段は軽く積まれる方がほとんどでした。5名の方が9段積まれ、みごと景品を勝ち取りました。

トランペット演奏では、約10年ぶりにトランペットを手にした検針員がホワイトクリスマスとジャズの2曲を披露しました。全員で素晴らしい演奏に酔いしれ、「こんなの初めて聴いた。」「すごくいい演奏だった、感動した。」と演奏が終わった後も興奮が冷めませんでした。

会の終わりには、全員でケーキやお菓子を食べました。高齢者と検針員は互いに和やかにコミュニケーションを楽しみ、高齢者の元気な笑顔が印象的なとてもよいクリスマス会となりました。

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第5回目となる今回のサロン参加では、互いの距離も縮まり信頼関係が深まっている様子が感じられました。また、検針員は高齢者の反応を見ながらペースに合わせた企画進行や、気遣う姿勢などが見られ、高齢者に対する「ケアのまなざし」を持った関わりを自然に行うことが出来ていました。

(PDF版はこちらをご覧ください)