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2019年12月7日（土）、12月21日（土）の両日、「福岡市健康安全研修会（実践編）」を開催しました。この研修は、福岡市こども未来局子育て支援部監査課が主催する「健康・安全研修」の一環で、今年で3回目となります。今回は、福岡市内の保育所等に勤務する保育士や看護師など両日ともに約45名に参加していただき、保育中に起こった子どもの急変に落ち着いて適切な対応を行うことを目的として、講義およびシミュレーションを用いた研修を行いました。

まず福岡大学病院小児科の林仁美先生より「子どものけいれん」について講義をしていただきました。けいれんの対応、けいれん中にしてはいけないこと、保育園でも起こり得る熱性けいれんについて詳しく教えていただきました。

「けいれん発生時の対応」のシミュレーション研修では、Sim juniorを用いて、保育中の場面を想定し、子どもがけいれんを起こした時に何を観察するか、それぞれの役割や連携について実際に動いてみながら確認を行いました。デブリーフィングでは、緊急時に何が必要か、救急隊の搬送時の連絡はいつ行うのが良いかなど具体的な質問が出されており、自施設での対応をイメージしながら参加されていました。参加者は、自施設に持ち帰ってフィードバックを行うと話されていました。

「異物除去」「救急蘇生」では、福岡大学病院の小児科医を講師にお招きし、シミュレーターや人形を使って、知識と技術の確認を行いました。

次回は2020年2月15日（土）に振り返り研修を行う予定です。