昭和31年に発足した福岡大学研究所(研究推進部の前身)はその研究調査活動の成果として資料叢書第1冊を発刊した。その後専門委員会の研究成果として第9冊まで発刊している。
叢書名 |
概要 |
出版年 |
道之島代官記集成
(第1冊) |
鹿児島県大島郡に点在する道之島(大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島)の藩政期の代官記とその関係資料を資料集として刊行したもの。近世・明治初期に薩摩藩が行った南西諸島の代官支配記録。465ページ。 |
1969(昭和44)年 |
御仕立炭山定
─福岡藩山方史料─
(第2冊) |
福岡県立図書館所蔵黒田家文書「御仕立炭山定」(全8冊)および「御山方御法令」(全1冊)を資料集として刊行したもの。福岡藩の薪・木炭・焚石石炭といった燃料統制の史料である。306ページ。 |
1978(昭和53)年 |
文書科事務簿
─長崎関係史料─
(第3冊) |
長崎県立図書館所蔵「明治2年自正月至8月、自明治2年9月至3年4月、明治3年自5月至12月 文書科事務簿」と「諸藩届并伺達」を資料集として刊行したもの。明治初年に諸藩が長崎に提出した届と伺達が集録されている。483ページ。 |
1980(昭和55)年 |
長崎町方史料
(第4冊) |
長崎県立図書館所蔵「慶應3年諸伺留 町方掛」「慶應3年卯年御用留 町方掛」「明治元年文書科事務簿 町方御用留第一」を資料集として刊行したもの。356ページ。 |
1984(昭和59)年 |
長崎町方史料(二)
(第5冊) |
長崎県立図書館所蔵「明治3年文書科事務簿 町方御用留」の103件の文書を資料集として刊行したもの。261ページ。 |
1987(昭和62)年 |
長崎町方史料(三)
(第6冊) |
長崎県立図書館所蔵「明治4年文書科事務簿 町方御用留」「明治4未年正月文書科事務簿 町方御用留」を資料集として刊行したもの。499ページ。 |
1989(平成元)年 |
長崎町方史料(四)
(第7冊) |
長崎県立図書館所蔵「安政5年文書科事務簿 支配向諸用留」を資料集として刊行したもの。232ページ。 |
1991(平成3)年 |
近世西海捕鯨業史料
─山懸家文書─
(第8冊) |
長崎県生月町「山懸家文書」。近世西海捕鯨の最大の鯨組主益冨又左衛門の大別当として、手代の中の頭の役をつとめ、組主とともに活躍した山懸勢右衛門家の文書の一部を資料集としたもの。246ページ。 |
1994(平成6)年 |
近世西海捕鯨業史料・目録
山懸家文書(二)
(第9冊) |
捕鯨業史料は、益富又左衛門を支えた畳屋一族(一族共惣代)で大別当役を勤めた畳屋勢右衛門家の文書の一部を資料集として刊行したもの。106ページ。 |
2019(平成31)年 |
研究推進部所蔵資料利用について
利用時間: |
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利用注記: |
利用・複写を制限する資料もあります。ご利用の場合は事前にご連絡下さい。
またご利用は所定の場所にてお願いします。 |
お問い合わせ
福岡大学研究推進部 古文書室担当
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