お知らせ

自然・応用科学系学部 女性研究者プラットホーム:
シスターボード/ファミリーボードを募集しています

次世代女性研究者支援室は、本学の女性研究者研究活動支援事業の構想に賛同し、
平成27年度次世代女性研究者研究プラットホーム(シスターボード/ファミリーボード)に参加を希望する
自然・応用科学系学部の研究者を下記の要領で募集します。
皆様からの多数の応募を心よりお待ちしております。

 
応募書類 1.履歴書
2.研究業績
3.科研費補助金[基盤研究(C)または若手研究(B)]申請書類 ※現在、採択あるいは平成27年度申請予定のもの
応募締切 平成27年3月13日(金)午後5時
応募対象者 本学の自然・応用科学系学部の専任女性教育職員
提出及び問合先 福岡大学研究推進部研究推進課 水迫(内線:2811)
E-mail : mizusako@adm.fukuoka-u.ac.jp

マザーボード: 自然・応用科学系学部の女性研究者育成支援システムの構築及び中心的に研究等を行う研究者
(次世代女性生命科学研究ユニット研究員)
シスターボード: 本学の女性研究者研究活動支援事業に賛同し、マザーボードをサポートする研究者
(今回の募集)
ファミリーボード: 本学の女性研究者研究活動支援事業に賛同し、本事業に参加および協力を希望する研究者
[基盤構築に取り組む「柔らかな」組織体]
(今回の募集)


過去における本学の本事業の取組み

本学は、平成23年9月に自然・応用科学系学部を対象に文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業」に採択され、次世代女性生命科学研究所(マザーボード4名:平成25年3月31日廃所、平成25年4月1日から次世代女性研究者研究ユニット)を初期拠点とし、薬学部および理学部の女性研究者(シスターボード)も参加した支援体制の確立および研究支援者の配置を行ってきました。
平成24年度には、さらにこのプラットフォームを事業支援・支持参加者(ファミリーボード)を募り拡大し、研究チームの設置等により、支援体制の確立および研究支援者の配置の充実に努めてきました。
また、男女共同参画推進準備委員会を設置し、組織幹部を含めた全学的な取組みへの理解を深め、平成25年4月に男女共同参画推進委員会が設置されました。
さらに教職員及び学生等を対象としたキックオフセミナー、次世代女性研究者支援フォーラム等を開催し、男女共同参画推進を含めた本事業への理解と協力を図ってきました。
その他、高校生・中学生の理系選択支援を目的とした育成プログラムセミナーを実施し、次世代の女性研究者の裾野拡大に向けた取り組みを行ってきました(以下、主な取り組み)。

 (1)女性研究者研究活動支援(ライフイベントと研究の両立支援)のための相談体制の確立
  及び研究支援者による研究補助・協力体制の確立
 (2)学長を委員長とした男女共同参画推進準備委員会の設置(平成23年度)
 (3)学長を委員長とし、全学的な組織とする男女共同参画推進委員会の設置(平成25年度)
 (4)男女共同参画の共有化を図るための教職員等を対象とした講演会などの実施
 (5)本事業に参加した女性研究員による研究成果報告会の実施
 (6)高校生・中学生の理系選択支援を目的としたセミナーの実施
 (7)九州・沖縄アイランド女性研究者支援ネットワーク(Q-wea)参加
 (8)研究支援者のキャリアパス


平成27年度からの本学の本事業の取組み

本学の本事業の計画において、平成27年度からは、男女共同参画推進委員会及び次世代女性研究者支援室が中心となって、自然・応用科学系学部だけでなく、人文・社会科学系学部にまで拡大した全学的な取り組みに着手し【下記参考図表1、2参照】、さらに、男女共同参画推進委員会を所管する企画部と研究推進部が協力し、本事業をより有効かつ適切に運営継続できる体制を整え、ウェブサイト等を活用した情報収集・発信を継続し社会的な啓発活動を推進していく予定です。

【参考図表1.福岡大学「女性研究者研究活動支援事業」中長期計画】


【参考図表2.福岡大学「女性研究者研究活動支援事業」の展開】

平成23年度
4月

次世代女性生命科学研究所
研究展開グループ
研究員
研究支援者
 
9月
(文部科学省
「女性研究者研究活動
支援事業」に採択)

次世代女性生命科学研究所
研究展開グループ
研究員
協力研究員
研究支援者
平成24年度

 
平成25年度

次世代女性研究者プラットフォーム
【自然・応用科学系】
研究員
公的外部資金採択研究員
学内競争資金採択研究員
学内研究所の女性研究員
などにも拡大
 
平成27年度以降

次世代女性研究者プラットフォーム
【人文・社会科学系】
研究員
公的外部資金採択研究員
学内競争資金採択研究員
学内研究所の女性研究員
などにも拡大