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No.2 小学校の体育授業をスポーツ科学部生が支援
リーダー:乾眞寛(スポーツ科学部教授)
福岡県大野城市の大野北小学校にて、計3回にわたり、以下のテーマで教員研修会を実施しました。
1回目:「一人でできるコーディネーション運動・ボール運動編」(2020年8月28日)
2回目:「一人でできるコーディネーション運動・スカーフ運動編」(2020年9月16日)
3回目:「一人でできるコーディネーション運動・お手玉編」(2020年9月30日)
福奏プロジェクト(福岡大学)との共同研究という形で、大野北小学校では、2019年4月より、朝の会で毎日1分間ずつのコーディネーション運動を継続的に実施し、その効果を検証してきました。
今年度は残念ながら、新型コロナウィルスによる感染拡大の影響により、朝の会での取り組みは中断となっています。
その代わりに、3密をさけつつも、体育授業の冒頭、あるいは隙間時間などで活用できる、「一人でできるコーディネーション運動」をテーマに、多くのプログラム内容を先生方とシェアすることができました。
大野北小学校との共同研究により、コーディネーショントレーニングの効果として、メンタルストレスの改善や認知機能の向上など、新たな成果が次々と見え始めています。また、先生方からは、「休み時間等で、自主的にコーディネーション運動を行う子どもたちの姿が見られるようになった」との声も聞くことができました。
今回の研修を通じ、"学校現場におけるWithコロナ時代の必須アイテム"的な可能性を存分に感じることができました。
チーム2(コーディネーショントレーニング班)では、今年度も学校現場との研究活動を実施予定ですので、引き続き、新トピックを報告させていただければと考えています。
チーム2(コーディネーショントレーニング班)・泉原嘉郎