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2020年4月から2021年3月までの1年間に、ガス検針員、ガス点検員が、高齢者ケアサポートを通して地域貢献した優秀な実践に対し表彰をいたしました。表彰対象は、西事業所5名、東事業所7名、その他の事業所12名の計24名です。内容は、業務中に孤立死の発見が2名、路上で倒れている人、転倒・怪我をしている人への救助10名、救急車の要請、認知症徘徊の方の介助2名、継続的な地域高齢者へのボランティア1地区でした。福大で研修受けたことを実践したとの報告がありました。表彰状と記念品を授与し盛大な拍手で健闘を讃えました。各事業所に赴いての表彰ではありましたが、日頃の高齢者ケアサポートの実践が、事業所職員間で可視化され、確かな歩みとして進んでいるという事実を共有できています。

福奏プロジェクトがはじまって5年目となります。コミュニケーション研修、高齢者擬似体験演習、BLS研修、ふれあいサロンでの高齢者ケアサポートなどを通して、大学と企業が顔の見える関係となり、連携が日々強まっています。企業社員の高齢者ケアサポートによる地域貢献がさらに広まることを期待しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責：吉川千鶴子