2009年 3月 27日
平成20年12月24日(水) 午後3時から、ホテルニューオータニ博多(芙蓉 華の間)にて、福岡大学創立75周年記念の講演会「地域の発展と活性化を考える」が開催されました。
衛藤学長から、福岡大学は1934(昭和9)年に福岡高等商業学校として創設され、2009年に創立75周年を迎えます。創立75周年という大きな節目を迎えるにあたり、本学のさらなる発展と飛躍の契機とするため、さまざまな記念事業を計画し実行しています。本講演会もその一つであり、これまで実施してきた地域貢献事業の一環として開催するもので、福岡並びに九州域内の産学官関係者や一般市民の方々に、国際金融・経済情勢や九州地域経済の活性化方策等について、改めて認識を深めていただければ幸いです、との挨拶がありました。
続いて、大和副学長から「大学はいかに社会貢献を推進するか」と題して、大学は地域のために、地域は大学のために何ができるのか、地域性と国際性とは、そして福岡大学と地域との関わりの現状と課題および課題解決のための改善・改革について講演があり、最後に、大学が研究成果を社会に還元していくことは、重要な使命である。本学は、人文社会、理工、生命の全領域において地域連携による地域貢献を果たしてきたが、創立75周年を機にさらに地域の発展と活性化に貢献していきたい、との抱負を述べられました。
この後、久保田勇夫西日本シティ銀行頭取の「米欧の『金融危機』と日本経済」、橘高公久九州経済産業局長の「九州地域経済の活性化に向けて」と題する特別講演がありました。年末にもかかわらず、約250名の参加者で会場は一杯となりました。
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